聖トマス・アクィナスは言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「あなたが心の中で問いかけているのは、どのような美徳も神の神聖な意志と調和を取るために魂の中で一つにならなければならないという事実です。しかし、すべての美徳は一度に得られるわけではありません。美徳とは自由意思とマリアの心から受け取った恩寵が協力するものである。」
「美徳を増やすためには、まず魂自身の美徳における欠点を認識しなければなりません。次に、これらの過ちを克服するために祈ります。例えば、魂が不耐煩になっている場合、彼は忍耐のための恩寵を求める必要があります;忍耐を実践し、我々の天国の母は徐々に彼に強い忍耐の美徳の贈り物を与えられます。」
「だから自分自身について知ることがなぜそんなにも重要か分かります。それなしでは、魂は神の意志への旅をつづけることはできません。すべての美徳には罪と戦う対極があり、それは神の意志に従うことに反します。各魂には自分の個別の闘いがある――自分自身の美徳における欠点や強み・弱さが。――悪は完璧な美徳へのすべての一歩と戦います。サタンは個人的な聖性について考えるだけで震え上がります。これがなぜ自己のために祈るとともに他人ためにも祈ることが重要かを示しています。」