聖トマス・アクィナスは言います:「イエズスに栄光あれ。」
「私は、世界が徳ある生活の価値を見る手助けをするために来ました。どんな美徳も、それが誠実である限り、神の国を心の中とこの世で築き上げる役割があります。美徳は見せかけだけではありません;つまり、他人の目には謙虚や忍耐、さえなく聖人のように見えるように努める魂は、偽りの美徳を実践しています。」
「もし魂が美徳を実践するよう圧力をかけられ、その結果善行が破壊されるか他人に害が及ぶ場合でも、これは名ばかりの美徳の悪用です。例えば、誰かに秘密を守るように頼まれた人がいるとしましょう;しかしその結果として誰かに何かしらの被害が生じます;または誰かに服従するよう求められ、その結果善行や他人の評判が破壊される場合もあります。これは美徳の偽りの用法です。」
「徳ある生活においては、聖なる愛が基盤となります。自己利益は敵です。これらの格言を心に留めれば、光と真理の道で確固たる足場を見つけることでしょう。」