マリアは恩寵の聖母として現れます。彼女は言います：「イエズスにお褒めあれ。」
「私は天地を統べる女王であるが、それは私の利益のためではなく、神に栄光を与えるためです。私の支配は息子の許しによって行われますが、人間の自由意志による決定とは無関係に行います。したがって、私の支配は善と悪の上にも及びます。聖なる天使たちの女王として、私は常に天使を送り出して心の中の邪悪を阻止し征服します。」
「私の支配は人間が悪い選択を行うことで減少することはありません。むしろ、人の弱さによって私の力が顕現されます。」
「私は真摯に私の取り成しを求めるどんな魂からも決して背を向けません。あなたたちが私にお祈りするならば、私は闇の中へ光明の真理を注ぎ込み、心の中で隠れている動機を見せます。」
「どんな母親でもそうであるように、私はあなたたちのすべての必要に対して常に気遣っています。女王として、私はいつも愛を持って私の心を開く誰かと共に支配を行います。」
「天国全体──地球全体が息子が戻るときに私を見て女王だと認めます──すべては神の栄光のためです。」
「私の息子はその大きな寛大さで、信者と非信者を問わず私に支配権を与えました。私は真理に反対する人々の心や私が反対している人の心も統べます。私はすべての聖なる魂たちが炎獄におられる間中、彼らの状況を私の神聖な息子に常に提示しています。最大の罪人はまだ私の子供であり、愛を持って取り成しを行い──最後の瞬間まで真理へと向かうことを希望しますが、それはまさに神の慈悲そのものです。」
「だからわかるでしょう、私の母性的な配慮から逃れる者は誰もいません。私は常に人間の守護であり、息子へと導いています。私はいつでも息子以外のことを言わないが、いつもその神聖なる愛を反映しています。」