聖トマス・アクィナスが二人の天使と共に現れます。彼は言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「再び真理について話すために来ました。真理は常に真理です。それは定数であり、決して変わりません。イエズスが世に在られた時、自分こそ真理であると宣べられました。今もなおそのままでございます。聖なる愛こそ真理であって、それもまた定数なのです。」
「常に真理を挑戦する者や、真理を見捨てる者がいます。この点については動機を見つめる必要があります。これは判断ではなく、むしろ敵の手を明らかにしようとする努力です。しばしば真理は人間の知性の威信に挑戦します。これがイエズスの時代にはファリサイ人との間で起こりました。今日のこの聖なる愛のメッセージについても、多くの人がそれを信じないのは、自分たちの知性があなたのように低い使者より優れていると思っているからです。」
「また、これらのメッセージによる心への影響を恨む者もいます。彼らはすべての形態でのそのような影響に対する支配権を欲しております。これは支配力と権力の喪失を恐れるからです。」
「さらに、真理を恐れる者もいます。なぜなら真理は彼ら自身の心に変化を強いるからであり、彼らはそれを恩寵として見ず、むしろ脅威と感じているからです。」
「地上を歩いていたイエズスの言葉を聞いた多くの人々が、同じ理由で彼を見捨てました。これら聖なる愛のメッセージもまた同様に見捨てられている者があります。真理は道の曲がり角ごとに守られるべきです。権力や金銭や名声への愛のために聖なる愛を裏切ってはいけません。しっかりとつかまえてください。」