「私はあなたがたのイエス、肉体を持って生まれました。」
「子よ、あなたは私の心を見通しているから『子』と呼ぶ。私を見なさい。」（彼は手にある傷跡を見せてくれます。）
「最初の釘は法主義的な精神──自負と道徳的優越感によって打ち込まれました。二番目の釘は嘘つきの精神――ねじれた真実によるものです。」（今は足にある傷跡を見せてくれます。）
「この右足の傷は傲慢な精神によって与えられました。私の他方の足は軽率な判断──つまり偽りの洞察力によるものです。」
「これを知って、あなたがたの十字架上での苦しみが私と同じでないとは言えますか？」
「私の側面にある傷──心を貫いたその傷については話しましたか？」（彼は衣服を開いて、彼の心を見せてくれました。）「この傷はファリサイ派の虚偽な意見を信じた人々によって与えられたものです。彼らは嘘に惑わされ、私に反対する者たちの権威のみを見て、私の伝えた良い知らせと彼らの意見の間の誤りを見なかった。」
「これはあなたがたが堅忍不拔であることを希望させてくれるでしょう。なぜなら私のメッセージは障害にもかかわらず世界中に宣べ伝えられましたから。」