聖トマス・アクィナスは言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「私は、神の愛についてより深い理解を与えるために来ました。イエズスの心臓は愛と慈悲です。これら二つは他のどんな心にも別々には存在できません。すべての美徳が聖なるイエズスの心臓において完全であるように、神の愛と神の慈悲もその神聖な心臓において完璧です。しかし、その他にもう一つの美徳や属性があります。これらもまた彼の心臓において完璧であり、それは愛と慈悲の中に織り込まれており、愛と慈悲の本質を成しています。その中でも二つは正義と真理です。これらは互いに依存し、そして存在するためには愛と慈悲にも依存します。」
「愛が慈悲の基盤を作ります。慈悲は正義と真理と絡み合っています。これらすべては聖なる心臓の糸となり、魂が神の愛に身を委ねるほど、それらの属性を模倣することで自分の心の布地がより密接に織り合わされます。」
「聖なる心臓のすべての属性は他の神聖な、そして神的な属性と相互作用します。これが個人的な聖さの目標であり、一つの属性や美徳が弱い場合、「糸」が緩んで魂は全体の聖なるタペストリーを解きほぐす危険にさらされます。」